弥生会計 Nextとオンラインシリーズの違い|どれを選ぶか

弥生会計 Nextとオンラインシリーズの違いのアイキャッチ ai-bpo

弥生の会計ソフトは「Next」「オンライン」「デスクトップ」と名前が並び、どれを申し込めばいいのか分かりにくくなっています。ただ、2026年8月時点で法人向けクラウドの「弥生会計 オンライン」は新規申し込みが終了しており、実際の選択肢はもっと単純です。この記事では、法人か個人か、白色か青色かで申し込むべき製品が1つに決まるところまで整理します。

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料金・提供状況の確認日: 2026-08-11(弥生公式の「弥生シリーズ価格(料金)表」「弥生会計 オンライン 料金プラン」「弥生会計 Next 料金プラン」「やよいの青色申告 オンライン」「やよいの白色申告 オンライン」を参照。表示はすべて税抜。価格・プラン・キャンペーン・提供状況は変更されるため、申込前に必ず公式で再確認してください)

※本記事は会計ソフトの選定に関する一般情報です。青色申告特別控除の要件や税務上の取扱いは事業内容・申告方法により異なります。個別の判断は顧問税理士または所轄税務署へご確認ください。


この記事で分かること

  • 弥生の製品ラインが「法人クラウド」「個人クラウド」「デスクトップ」の3系統に整理できること
  • 弥生会計 オンラインが新規申し込み終了になっており、今から法人でクラウドを選ぶなら Next になること
  • 白色と青色で、料金と使える機能がどう変わるか(白色にはずっと無料のプランがある)
  • 初年度の無料・優待と、2年目以降に実際に払う金額の見方
  • 弥生ではなく他社を見たほうがいい条件

他社を含めた比較はfreeeと弥生の違い|小規模法人向け比較マネーフォワードと弥生の違いにまとめています。個人事業主として他社も見たい場合は個人事業主向け会計ソフト比較が対象記事です。


製品ラインの全体像

弥生の会計・申告ソフトは、次の3系統に分けると迷いません。

1. 法人向けクラウド
弥生会計 Next — 現行のクラウド会計。エントリー/ベーシック/ベーシックプラスの3プラン
– ~~弥生会計 オンライン~~ — 新規申し込み終了(公式ページに「新規お申し込みは終了しました」と明記)

2. 個人事業主向けクラウド(確定申告ソフト)
やよいの白色申告 オンライン — 白色申告向け。フリープランはずっと無料
やよいの青色申告 オンライン — 青色申告向け。セルフ/ベーシック/トータルの3プラン

3. デスクトップ(インストール型)
弥生会計 26(スタンダード/プロフェッショナル/プロフェッショナル 2ユーザー)
やよいの青色申告 26

つまり、「Next とオンラインで迷う」という状況は、法人の場合はすでに解消しています。オンラインは新規で契約できないため、今から選ぶなら Next です。個人の場合の「オンライン」は白色・青色の確定申告ソフトを指しており、Next とは対象そのものが違います。

弥生公式の弥生シリーズ価格(料金)表(2026年8月11日確認・公式サイトの画面)

弥生公式「最新版 弥生シリーズ価格(料金)表」。法人向け会計ソフト・個人向け確定申告ソフト・デスクトップ製品が同じページに並んでいます(2026年8月11日確認)。契約後の管理画面ではありません。


比較表(対象・申告/決算・クラウド・料金の見方)

製品 対象 形態 料金(税抜・直販) 新規申込
弥生会計 Next 法人 クラウド エントリー 34,800円/年 / ベーシック 50,400円/年 / ベーシックプラス 84,000円/年
~~弥生会計 オンライン~~ 法人 クラウド 終了
やよいの白色申告 オンライン 個人(白色) クラウド フリー 0円/永年 / ベーシック 11,500円/年 / トータル 21,000円/年
やよいの青色申告 オンライン 個人(青色) クラウド セルフ 11,800円/年 / ベーシック 22,800円/年 / トータル 39,600円/年
弥生会計 26 スタンダード 法人 デスクトップ 製品+セルフ 50,000円 / +ベーシック 50,000円 / +トータル 83,650円
やよいの青色申告 26 個人(青色) デスクトップ 14,000円14,000円29,000円

※ デスクトップ製品の表示価格には公式に「弥生製品を新規(初年度優待価格適用)でご購入いただく場合の直販価格です」という注記が付いています。クラウド製品(Next・白色・青色オンライン)の年額には、この注記は付いていません。


やよいの白色申告 オンライン

この製品の一番の特徴は、フリープランが「すべての機能がずっと無料」で使えることです。 期間限定の無料体験ではなく、無料のまま使い続けられるプランとして提供されています(サポートは WebFAQ のみ)。

プランは3つで、機能ではなくサポート内容で分かれます

プラン 料金(税抜) サポート
フリー 0円(ずっと無料) WebFAQ
ベーシック 1年間無料 → 年額11,500円 電話・メール・チャットでの操作質問
トータル 年額21,000円 上記+業務相談

向いているのは、白色申告で、まず費用をかけずに確定申告ソフトの操作に慣れたい人です。公式も「まずはずっと無料の『やよいの白色申告 オンライン』で操作に慣れてから、節税メリットの大きい青色申告を検討してください」という導線を用意しています。

注意点は、白色申告のままでは青色申告特別控除の対象にならないことです。控除の要件・金額は法令と国税庁の取扱いに従うため、国税庁公式はこちらで確認し、自分が要件を満たすかは税理士または税務署へ相談してください。「白色のままで大丈夫か」はソフト選びではなく申告方法の判断です。

弥生白色申告公式はこちら


やよいの青色申告 オンライン

青色申告をする個人事業主向けのクラウドです。こちらもプランは機能ではなくサポートで分かれます(公式に「機能はすべて同じです」と明記)。

プラン 料金(税抜) 初年度
セルフ 年額 11,800円 1年間無料(無料期間終了後に課金)
ベーシック 年額 22,800円 1年間無料
トータル 年額 39,600円

初年度が1年間無料である点が白色との大きな違いです。逆に言うと、2年目から11,800円〜22,800円(税抜)が発生します。初年度の負担がゼロなので導入は決めやすいのですが、2年目の金額を把握しないまま1年が過ぎると「無料だと思っていた」というズレが起きます。契約時にカレンダーへ「無料期間終了日」を入れておいてください。

請求書作成の「Misoca」とセットで申し込めるプランもあり、月額10通までは無料の枠が用意されています。請求書を毎月出す事業なら、会計と請求を同じ系列で揃えられます。

向いているのは、青色申告特別控除を取りにいく個人事業主です。法人成りを予定している場合は、法人化のタイミングで弥生会計 Next へ移ることになります。

弥生青色申告公式はこちら


弥生会計 Next

法人向けの現行クラウドです。プランはサポートと機能の両方で分かれます。

プラン 年契約(税抜) 含まれるもの
エントリー 月あたり2,900円(34,800円/年 帳簿・決算書作成、見積〜請求書、証憑の保存・管理
ベーシック 月あたり4,200円(50,400円/年 +部門管理、経費精算、有人メール/チャット、導入・運用支援
ベーシックプラス 月あたり7,000円(84,000円/年 電話サポート、仕訳相談
  • 無料体験は最大2か月間。「無料体験終了後、自動的に請求が発生することはありません」と公式に記載
  • 追加ユーザーは会計・請求が1名あたり月300円、経費精算が1名あたり月400円(税抜)。無料枠は会計3名・請求3名、経費精算はベーシック3名/ベーシックプラス5名
  • エントリープランは有人メール・有人チャット・導入運用支援・電話・仕訳相談がすべて対象外(WebFAQ とチャットボットのみ)

人に聞ける窓口を初年度から使いたいなら、実質的にベーシック以上が前提になります。ここは他社と比較する際にも効く条件なので、freeeと弥生の違いもあわせて確認してください。

弥生会計 Nextの公式サイトに掲載されているホーム画面イメージ(2026年8月11日確認・契約後の管理画面ではない)

弥生会計 Next の公式サイト。ホーム画面のイメージとして、ToDoリスト・明細ボックス・資金分析が並ぶ画面が掲載されています(2026年8月11日確認)。契約後の管理画面ではありません。

弥生会計Next公式はこちら


デスクトップ版・その他ラインとの関係

弥生会計 Next とデスクトップの「弥生会計 26」は、別物として並行して販売されています。Next はブラウザで使うクラウド、弥生会計 26 はPCにインストールして使う製品です。

料金の考え方も違います。Next は年額のサブスクリプション(34,800円/年〜)、デスクトップは製品購入+サポートプラン(弥生会計 26 スタンダードで製品+セルフ50,000円〜)という形です。デスクトップの表示価格には「新規(初年度優待価格適用)」という注記が付いており、2年目以降の更新やアップグレードは別条件になります。

また、公式の比較によると、作成できる帳簿の種類はデスクトップ系のほうが広いことがあります。旧「弥生会計 オンライン」との比較表では、オンライン側が現金出納帳・預金出納帳・売掛帳・買掛帳を含むのに対し、Next 側は仕訳帳・総勘定元帳・固定資産台帳という並びになっています。帳簿の形にこだわりがある場合は、必要な帳簿名を挙げて公式で個別に確認してください。

多拠点・多ライセンスが必要な規模になると、弥生会計 26 ネットワーク(3ライセンス288,000円〜・税抜)という別ラインになります。ここまで来ると本記事の想定読者からは外れるので、見積で相談する領域です。


「弥生会計 オンライン」を探していた人へ

検索で「弥生会計 オンライン」にたどり着いた場合、その製品は新規契約できません。公式の料金ページには「新規お申し込みは終了しました」、比較表にも「新規ご契約受付終了」と記載されています。

公式が示している Next との違いは次のとおりです。

項目 弥生会計 Next 弥生会計 オンライン(受付終了)
カバー範囲 帳簿・決算書作成、請求書発行、経費精算 帳簿・決算書作成
複数台での運用 3名まで無料(プランによる)・ユーザー追加は従量課金で可能 2名まで無料・ユーザー追加は不可
決算日の設定 途中で変更が可能(データはクリアされる) 途中で変更が不可能
初心者向け機能 明細ボックス、AI取引入力 β版、貸借を反転した仕訳作成 スマート取引取込、かんたん取引入力、仕訳例を探す
新規申込 終了

すでにオンラインを使っている場合は、継続利用と Next への移行のどちらになるのか、契約内容によって扱いが変わります。ここは一般記事で断定できる範囲を超えるため、弥生のカスタマーセンターへ直接確認してください。

弥生会計 オンラインの公式料金ページ(新規申し込み終了の表示・2026年8月11日確認・公式サイトの画面)

弥生会計 オンラインの公式料金ページ。「新規お申し込みは終了しました」と表示され、Next への案内が置かれています(2026年8月11日確認)。契約後の管理画面ではありません。


料金の見方(初年度と2年目以降)

弥生の製品は、初年度と2年目で条件が変わるものと変わらないものが混在しています。ここを揃えて見ないと比較になりません。

製品 初年度 2年目以降
やよいの白色申告 オンライン(フリー) 0円 0円(ずっと無料)
やよいの白色申告 オンライン(ベーシック) 1年間無料 年額11,500円
やよいの青色申告 オンライン(セルフ) 1年間無料 年額11,800円
やよいの青色申告 オンライン(ベーシック) 1年間無料 年額22,800円
弥生会計 Next 34,800円/年〜(最大2か月の無料体験あり) 公式の料金表に記載なし
弥生会計 26(デスクトップ) 50,000円〜(初年度優待価格の注記あり) 更新・アップグレード条件による

弥生会計 Next の2年目以降の通常価格は、2026-08-11 時点で公式に見つかりませんでした。 料金プランページ、弥生シリーズ価格表、サポート情報の契約プラン解説の3か所を確認しています。個人向けオンラインのように「無料期間終了後 年額◯◯円」という明示がありません。

したがって、法人で Next を検討する場合は、2年目の請求額を申込前に公式へ確認してください。 初年度の金額だけで3年分を見積もると、判断を誤る可能性があります。

もう1つ、キャンペーンを常態価格として計算に入れないことも重要です。青色申告オンラインの「1年間無料」も、Next の「最大◯◯円分お得」も、条件と期間の付いた施策です。3年分の合計を出すときは、キャンペーンを外した金額で並べてください。


自分に合う選び方

次の順で答えると、申し込む製品が1つに決まります。

質問1: 法人ですか、個人事業主ですか。
– 法人 → 弥生会計 Next(オンラインは新規契約できません)。プランは質問4へ
– 個人 → 質問2へ

質問2: 白色申告ですか、青色申告ですか。
– 白色 → やよいの白色申告 オンライン。まずはフリープラン(ずっと無料)で問題ありません
– 青色 → やよいの青色申告 オンライン。質問3へ

質問3(青色): 操作で人に聞きたいですか。
– 自分で進められる → セルフ(1年間無料 → 2年目11,800円)
– 電話・メール・チャットで聞きたい → ベーシック(1年間無料 → 2年目22,800円)
– 業務相談まで欲しい → トータル(39,600円)

質問4(法人・Next): 何が必要ですか。
– 帳簿・決算書+請求書で足りる → エントリー(34,800円/年)
– 経費精算・部門管理も使う/有人サポートが欲しい → ベーシック(50,400円/年)
電話サポート・仕訳相談が要る → ベーシックプラス(84,000円/年)

質問5: インストール型のほうがよいですか。
社内の運用がデスクトップ前提、または顧問税理士がデスクトップ弥生でのやり取りを求めている場合のみ、弥生会計 26 を検討します。それ以外はクラウドで問題ありません。


向いていない人・他社を見るべき条件

弥生(全体)が向かない条件

  • 簿記に不慣れで、質問に答える形式で記帳を進めたい(この体験は freee のほうが得意です → freeeと弥生の違い
  • 勤怠・給与・経費などを別系列のサービスで既に運用していて、会計だけ合わせたい(→ マネーフォワードと弥生の違い
  • 会計に触る人が4名以上に増えていく見込みで、追加ユーザーを1名ずつ管理したくない

弥生会計 Next が向かない条件

  • 2年目以降の金額を今すぐ確定させたい(公式の料金表に記載がありません)
  • 最安のエントリープランで、人に聞ける窓口も欲しい(エントリーは有人サポートが対象外)
  • 現金出納帳・売掛帳といった特定の帳簿名での運用が決まっている(公式で個別確認が必要です)

そもそも会計ソフトの前に見るべき条件


FAQ

Q1. 弥生会計 オンラインはもう使えないのですか。

新規の申し込みが終了しています(公式ページに明記)。既存契約の扱いは契約内容によって変わるため、弥生のカスタマーセンターへ確認してください。今から法人でクラウドを選ぶ場合は弥生会計 Next が対象です。

Q2. 「オンライン」と付く製品はすべて終了ですか。

いいえ。終了しているのは法人向けの「弥生会計 オンライン」です。個人事業主向けのやよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンラインは現在も申し込めます。名前が似ているだけで別の製品です。

Q3. 白色のフリープランは本当にずっと無料ですか。

公式に「すべての機能がずっと無料」と記載されています(サポートは WebFAQ)。ただし無料なのはソフトの利用であって、申告そのものの正しさを保証するものではありません。控除や申告区分の判断は税理士・税務署へ確認してください。

Q4. 青色申告オンラインの「1年間無料」の後はいくらですか。

セルフが年額11,800円、ベーシックが年額22,800円(いずれも税抜)と公式に明示されています。無料期間の終了日をカレンダーに入れてから申し込んでください。

Q5. 弥生会計 Next の2年目はいくらですか。

2026-08-11 時点で、料金プランページ・弥生シリーズ価格表・サポート情報のいずれにも2年目以降の通常価格の記載は見つかりませんでした。断定できないため、申込前に公式へ問い合わせてください。

Q6. デスクトップとクラウド、どちらが安いですか。

前提が違うため単純比較はできません。デスクトップは製品購入型(弥生会計 26 スタンダードで製品+セルフ50,000円〜・初年度優待価格の注記あり)、Next は年額サブスクリプション(34,800円/年〜)です。3年使う前提で総額を出すと比較できます。

Q7. 個人から法人になったら製品はどうなりますか。

対象が変わるため、やよいの青色申告 オンラインから弥生会計 Next への切り替えを検討することになります。移行のタイミングと過去データの扱いは、法人成りの時期と決算期に関わるため、顧問税理士と弥生の両方に確認してください。


まとめ

弥生の製品選びは、法人か個人か白色か青色かの2問でほぼ決まります。法人向けクラウドの「弥生会計 オンライン」は新規申し込みが終了しているため、今から法人でクラウドを選ぶなら弥生会計 Next です。個人は、白色ならずっと無料のフリープランから始められ、青色は初年度1年間無料で入って2年目から11,800円〜という形になります。

確認しておきたいのは1点だけです。弥生会計 Next の2年目以降の金額は公式の料金表に載っていません。 個人向けオンラインが「無料期間終了後 年額◯◯円」と明示しているのとは対照的なので、法人で申し込む前に必ず問い合わせてください。

他社と並べて決めたい場合はfreeeと弥生の違いマネーフォワードと弥生の違いクラウド会計ソフト比較【中小企業】へ続けて確認してください。


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